2011年09月25日
無人島ツアー
【23日(金・秋分の日)】
札幌は「」マークだが、これから向かう道東方面だけは
何故か(って、台風のせい!)「」と「」が並ぶ。
・・・嫌な前触れ・・・
7:40 JR札幌駅北口出発
20人限定バスツアーに集まった人は15人。いいじゃないの~~♪
中型バスなのだが、ゆとりシートにフットレスト付き、
お独り様参加の方は二席独占で、荷物も楽々。優雅な旅の始まりだ。
出発は、まぶしいくらいの「晴れ」
しかし、東へ向かうにつれて雲行きが怪しくなり【寒っ!】
14:10 釧路湿原温根内
もうすっかり秋の装いで、さらに雲って薄暗く、寂しい~。
タンチョウを探すも現れず。その代わり、ご立派な角のエゾシカが登場!
花はウメバチソウが咲き残っていた。
16:25 摩周湖
いや~、何年ぶりだろう。みやげ物屋など、すっかりあか抜けて。。。
霧の摩周湖ならず、霧雨の摩周湖。
この季節なので、観光客も意外と少ない。
バスの車窓から、なんと、タンチョウが畑のあちこちに。
湿原内より畑の方が、食べるものも豊富でおいしいものがあるからか。
その後は真っ直ぐ、川湯温泉へ。
ホテルでもらった散策マップを何気なく見ると・・・
このホテルの近くに「加藤水産(北国からの贈り物)」が・・・。
【24日(土)】朝からやっぱり
7:30出発、乗船の準備のため「霧多布湿原センター」へ。
途中、バスの前をタンチョウが横断! 怖いもの知らずだ。
その上、一羽がもう一羽を呼んで、なき交わし。
鳴き声が聞けて写真も撮れて、ちょっと嬉しい♪
・・・が、エゾシカ同様、タンチョウも増えていることを実感。
いよいよ無人島「嶮暮帰島(けんぼっきとう)」へと渡る!
この島は今では「町」の所有になっていて、勝手に渡ることが出来ず、
専任ガイドと共に、上陸しなければならないとのこと。
添乗員を入れて16名の乗船なので、10人乗りの漁船二隻に分かれて乗る。
これが「嶮暮帰島」だ。矢印の先にあるのが・・・
ムツゴロウさんこと、畑正憲氏がかつて住んだ家。
そうここは、ムツゴロウさんが「動物王国」を夢見た島なのだ。
結局、対岸の「陸地」浜中町に王国を建設することになるのだが、
それ以前はこの島に住んでいた。
ここにはかつて、昆布漁をしながら夏は島で、冬は町に戻ってという
2重生活をする人たちもいたそうだ。しかし、畑ご一家は一年を通して
住んでいたそうな。
その後、無人島になり、「都会」の会社が島を買い上げる話が持ち上がり、
それはやばいと、町や町民有志が買い占めたのだとか。
ナショナルトラスト運動ってやつ。
桟橋なんてないから、船から脚立伝いに足を突っ込む! よっこらしょ!
この島ももちろん、秋。故に、花はほとんど終わって、秋模様。
エゾノコギリソウが咲き残り。。。
アヤメなどはタネを蓄え、ハマナスも実を結び。。。
あ、そこで発見!
ここでは夏にかけて「ヒオウギアヤメ」と「ハマナス」が咲くのだが、
「ヒオウギアヤメ」は秋篠宮紀子さまのお印、そして
「ハマナス」は皇太子妃雅子さまのお印なのだ。
んま~ぁ、年寄りが泣いて喜びそうな島だこと♪
ゆっくり登って、島の上へ。
どこまでも、まるで牧草地のように平に広がる。
浜中は、今までの世界の地震で、たびたび津波の被害にあっている。
今回の東北の震災では、干潮の時に対岸とつながっていた砂洲が
持って行かれたとか。もちろん、漁業や養殖の被害も大きかったようだ。
自然はいつも私たちの隣にいる。その存在を無視しちゃいけない。
でも実際に無視しているのは「都会」の人間だろうけど。直接的な
被害を被るのはいつも「地方」の人たちというのが、辛い。
ガイド&お茶付き2時間のツアーは、あっという間に終演。
曇ってはいたが雨も降らず、むしろ暑いくらいの滞在だった。
最後は「霧多布岬」
あ~・・・晴れてるぅ~
旅の終わりは「晴れ」だなんて、よくある話さ。。。
でも、帰り道、夕張で見上げた満天の星は「満点」でした!
今回の走行距離「1008キロ」!
ドライバーさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
今回お世話になったネイチャー関連を以下に綴ります。
札幌は「」マークだが、これから向かう道東方面だけは
何故か(って、台風のせい!)「」と「」が並ぶ。
・・・嫌な前触れ・・・
7:40 JR札幌駅北口出発
20人限定バスツアーに集まった人は15人。いいじゃないの~~♪
中型バスなのだが、ゆとりシートにフットレスト付き、
お独り様参加の方は二席独占で、荷物も楽々。優雅な旅の始まりだ。
出発は、まぶしいくらいの「晴れ」
しかし、東へ向かうにつれて雲行きが怪しくなり【寒っ!】
14:10 釧路湿原温根内
もうすっかり秋の装いで、さらに雲って薄暗く、寂しい~。
タンチョウを探すも現れず。その代わり、ご立派な角のエゾシカが登場!
花はウメバチソウが咲き残っていた。
16:25 摩周湖
いや~、何年ぶりだろう。みやげ物屋など、すっかりあか抜けて。。。
霧の摩周湖ならず、霧雨の摩周湖。
この季節なので、観光客も意外と少ない。
バスの車窓から、なんと、タンチョウが畑のあちこちに。
湿原内より畑の方が、食べるものも豊富でおいしいものがあるからか。
その後は真っ直ぐ、川湯温泉へ。
ホテルでもらった散策マップを何気なく見ると・・・
このホテルの近くに「加藤水産(北国からの贈り物)」が・・・。
【24日(土)】朝からやっぱり
7:30出発、乗船の準備のため「霧多布湿原センター」へ。
途中、バスの前をタンチョウが横断! 怖いもの知らずだ。
その上、一羽がもう一羽を呼んで、なき交わし。
鳴き声が聞けて写真も撮れて、ちょっと嬉しい♪
・・・が、エゾシカ同様、タンチョウも増えていることを実感。
いよいよ無人島「嶮暮帰島(けんぼっきとう)」へと渡る!
この島は今では「町」の所有になっていて、勝手に渡ることが出来ず、
専任ガイドと共に、上陸しなければならないとのこと。
添乗員を入れて16名の乗船なので、10人乗りの漁船二隻に分かれて乗る。
これが「嶮暮帰島」だ。矢印の先にあるのが・・・
ムツゴロウさんこと、畑正憲氏がかつて住んだ家。
そうここは、ムツゴロウさんが「動物王国」を夢見た島なのだ。
結局、対岸の「陸地」浜中町に王国を建設することになるのだが、
それ以前はこの島に住んでいた。
ここにはかつて、昆布漁をしながら夏は島で、冬は町に戻ってという
2重生活をする人たちもいたそうだ。しかし、畑ご一家は一年を通して
住んでいたそうな。
その後、無人島になり、「都会」の会社が島を買い上げる話が持ち上がり、
それはやばいと、町や町民有志が買い占めたのだとか。
ナショナルトラスト運動ってやつ。
桟橋なんてないから、船から脚立伝いに足を突っ込む! よっこらしょ!
この島ももちろん、秋。故に、花はほとんど終わって、秋模様。
エゾノコギリソウが咲き残り。。。
アヤメなどはタネを蓄え、ハマナスも実を結び。。。
あ、そこで発見!
ここでは夏にかけて「ヒオウギアヤメ」と「ハマナス」が咲くのだが、
「ヒオウギアヤメ」は秋篠宮紀子さまのお印、そして
「ハマナス」は皇太子妃雅子さまのお印なのだ。
んま~ぁ、年寄りが泣いて喜びそうな島だこと♪
ゆっくり登って、島の上へ。
どこまでも、まるで牧草地のように平に広がる。
浜中は、今までの世界の地震で、たびたび津波の被害にあっている。
今回の東北の震災では、干潮の時に対岸とつながっていた砂洲が
持って行かれたとか。もちろん、漁業や養殖の被害も大きかったようだ。
自然はいつも私たちの隣にいる。その存在を無視しちゃいけない。
でも実際に無視しているのは「都会」の人間だろうけど。直接的な
被害を被るのはいつも「地方」の人たちというのが、辛い。
ガイド&お茶付き2時間のツアーは、あっという間に終演。
曇ってはいたが雨も降らず、むしろ暑いくらいの滞在だった。
最後は「霧多布岬」
あ~・・・晴れてるぅ~
旅の終わりは「晴れ」だなんて、よくある話さ。。。
でも、帰り道、夕張で見上げた満天の星は「満点」でした!
今回の走行距離「1008キロ」!
ドライバーさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
今回お世話になったネイチャー関連を以下に綴ります。
Posted by ふぶき at 22:42│Comments(9)
│自然
この記事へのコメント
スリリングな旅でしたね。
自然を満喫したって感じですね。
自然を満喫したって感じですね。
Posted by とりの なくぞう at 2011年09月26日 08:00
>とりのなくぞうさん
ご無沙汰しています・・・。
満喫というほどでもなく、あ~、北海道は広い・・・
を実感しました。
ご無沙汰しています・・・。
満喫というほどでもなく、あ~、北海道は広い・・・
を実感しました。
Posted by ふぶき at 2011年09月27日 22:32
ふぶきさん
>満喫というほどでもなく、あ~、北海道は広い・・・
を実感しました。
そういえば昔々北海道から送った絵葉書に「北海道はでっかいどう~」と書いて送った覚えがあります。
送った先は今の奥さんです(^_^;)
>満喫というほどでもなく、あ~、北海道は広い・・・
を実感しました。
そういえば昔々北海道から送った絵葉書に「北海道はでっかいどう~」と書いて送った覚えがあります。
送った先は今の奥さんです(^_^;)
Posted by とりの なくぞう at 2011年09月28日 15:44
>とりのなくぞうさん
暖かいコメント、ごちそうさまでした♪
奥さんも、でっかくキャッチしていただけたようで、
これからも仲良く人生を楽しんでくださいね(^_-)-☆
暖かいコメント、ごちそうさまでした♪
奥さんも、でっかくキャッチしていただけたようで、
これからも仲良く人生を楽しんでくださいね(^_-)-☆
Posted by ふぶき at 2011年09月29日 22:27
ご無沙汰してました。
楽しいバス旅行でしたね。
めったに行けない無人島なんて、夢を誘うような
感じです。私も少年に戻って、無人島に冒険したい
気分です。よい思い出が残る旅でしたね。
楽しいバス旅行でしたね。
めったに行けない無人島なんて、夢を誘うような
感じです。私も少年に戻って、無人島に冒険したい
気分です。よい思い出が残る旅でしたね。
Posted by なっちゃん at 2011年10月03日 18:53
本当に北海道は広いですね。
何十年も滞在しないと北海道を堪能することは出来ませんね。
今度は、父の産まれ育った北見に是非行ってみたいと思います。
今から楽しみです・・・・でも、いつ行けるのかな?
何十年も滞在しないと北海道を堪能することは出来ませんね。
今度は、父の産まれ育った北見に是非行ってみたいと思います。
今から楽しみです・・・・でも、いつ行けるのかな?
Posted by nonkoge at 2011年10月04日 23:44
>なっちゃん
ご無沙汰してすみません。
無人島という響きが、夢を誘いますね。
でも、港から漁船で10分くらいのところでした(笑)
>nonkogeさん
あら、北海道に縁があったんですね、嬉しいわぁ。
北見もまた、夏はすごく暑く冬は格別に寒いところ。
人間もより一層、逞しくなるかも。。。
ご無沙汰してすみません。
無人島という響きが、夢を誘いますね。
でも、港から漁船で10分くらいのところでした(笑)
>nonkogeさん
あら、北海道に縁があったんですね、嬉しいわぁ。
北見もまた、夏はすごく暑く冬は格別に寒いところ。
人間もより一層、逞しくなるかも。。。
Posted by ふぶき at 2011年10月08日 23:31
自分が小学生だった頃、社会の授業で『ケンボッキトウ』と習いました。
サビで軋んでしまった脳みそを開けてみると、釧路川&新釧路川と習ったのに
成人した頃に旧釧路川&釧路川に変名、そしてこの数年でまた元に名称を戻すなど、
正直言って「何やってんだか…」って気になります。
硫黄島も日本とアメリカの間で国際協議の議題になってますよね。
もう少しマシな国税の使い方ってないのかな?
サビで軋んでしまった脳みそを開けてみると、釧路川&新釧路川と習ったのに
成人した頃に旧釧路川&釧路川に変名、そしてこの数年でまた元に名称を戻すなど、
正直言って「何やってんだか…」って気になります。
硫黄島も日本とアメリカの間で国際協議の議題になってますよね。
もう少しマシな国税の使い方ってないのかな?
Posted by masayan1101 at 2011年10月19日 13:30
>masayanさん
・・・今は「旧釧路川」じゃないんですね。
代わるたびに、川に架かる看板も変えているんでしょうし、
一体、どういう意味合いがあるんでしょう。不思議な国です。
・・・今は「旧釧路川」じゃないんですね。
代わるたびに、川に架かる看板も変えているんでしょうし、
一体、どういう意味合いがあるんでしょう。不思議な国です。
Posted by ふぶき at 2011年10月22日 22:46